ハイテク?! [Calcio]
少し前の話になりますが、聞くともなしに聞いていた通勤途中でのこと。
最近はCDにも飽きてきて、専らラジオ番組をかけているのですが、朝は8時から中西哲生くんのブレックファスト・ニュースをやっているんですよね。
そこで、聞きかじったのが「世界初のシースルーサッカーボル」というもの。
なんでもGPSを搭載したハイテクボールらしく、ゴールやオフサイドで色が変わるんだとか。
って言われてもなんのことだかちっともわかりません(>_<)
サッカーボールといえば、やはりあの白と黒の市松(?)模様ですよね。
そんなものを思い浮かべるのは私だけ?
でも、これが一番サッカーボールって言う感じでわかりやすい。
だから、それが変わっていたときには、正直言って軽いショックを受けました。
最初に気づいたのがこれ↓
言わずもがな、日韓大会で使用されたボールです。
こんな最近までずっとあの白黒ボールだと思っていた(実際はちゃんと見てたはず)私もどうかと思うのですが、イメージではそんな感じです。
某Wikiによりますと、W杯が開催されるごとにデザインが一新されているそうです。
で、そのハイテクボールはどんなものなのか。
探せば見つかるものですね。
こういうやつみたいです。
電子頭脳って言うんでしょうか?
中身が透けて見えるシースルー。
ガンガンと蹴って歪まないのか?!
精密機械が蹴飛ばされたり、叩きつけられたり、投げられたりバウンドしたり・・・壊れないわけ?
って思うんですけど、ちゃんと考えて設計されているようです。(←あたりまえだ!)
CTRUS Design Process from AGENT. on Vimeo.
でも、これが芝の上を転がったり、高く舞い上がったり・・・
どうなの?
観客は良く見えるわけ?
背景が混ざりこんでどこにボールがあるのか見えにくくなったりしないのか、とやっぱりちょっと疑問。
色が変わるということで、審判の一番難しいオフサイドの判定ミスが激減する予定らしいです。
ということは、この画期的な開発によって、サポーターやファンのブーイングや拍手で盛り上がるチャンスも激減するってこと?
だとすると、このハイテクは観戦の醍醐味を削ぎ落とすもの・・・なんてこともある意味いえなくはないわけですよね・・・
誤審にはかなり腹が立つんだけど、オフサイド判定に泣き笑うのもサッカーの醍醐味のひとつ。
だとすれば、それがなくなるのはどうなんでしょう?
人が人を裁くから面白い。
機械にコントロールされるのって人間として不快じゃないのかなぁ?
私だったら・・・、やっぱりちょっとイヤかなぁ・・・
とにもかくにも、世の中は電子化時代。
人はこれからどんどん機械によって操られてゆくようです。
大昔(って言うほどでもないと思うんだけど)にメッセージを残した手塚治虫氏の声に、決して耳を塞ぐことのないよう進歩を続けて欲しいですよね。
はじめに人ありき。
サッカーだって人と人がぶつかり合うからこそおもしろいんだと思います。
だから、強豪チームに弱小チームが勝つこともある。
夢と希望のある試合を壊すことのない、そんなハイテク技術であることを願いたいものですよね。
と、最後は少しだけ真面目に締め括ってみました^^;
©CTRUS football by AGENT
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